こうの日記

見に来てもなにもないよ

22/6/4 20:20 父親が亡くなりました。
以前から大腸がんのステージ2と診断されていて転移もなく簡単な手術で治るとのことで手術のための検査を何回か繰り返し、最初は大腸だけの内視鏡手術の筈が検査していくと胆嚢も悪く胃も悪いとのことで予定が変わり開腹手術に変更され、5/30に入院し5/31に手術して無事手術は成功したと聞きました。

手術後に痛い!とだけLINEが来てて家族みんなで頑張って!と返しそれ以降LINEが返ってくることはありませんでした。

医者に説明はされたけどもうパニック状態であんまりちゃんと頭に入ってこなかったのだけど
毎日術後リハビリも頑張って2週間で元気に帰ってくるはずだったのに

腸の手術だったので術後は腸の動きが弱まる?鈍る?だとかで痛いだろうに立って歩くリハビリ頑張ってたみたい。お腹すごい張ってたみたい

亡くなった4日の16:00の検診では脈も血圧も異常なく元気だったそうなのに18:00前頃容態が急変して
お腹の中に異常があればすぐ分かる様に管を入れてたらしいのだけどそこから大量の血が流れ吐血もし
出血性ショック状態になり心肺停止状態になって蘇生作業80分行ったがそのまま父が目覚める事はありませんでした。

自分は仕事中で19:50に病院から電話がかかってきて
いきなりお父さんが心肺停止状態で〜とか言われても理解できなくて、仕事放り投げて20:30に病院に着いたら病室で動かない父親と泣き崩れている母親がいてただただ泣き崩れることしかできなかった。

鼻、口からどんどん血が溢れてくる
まだ温かかった身体がどんどん冷たくなっていく

後から姉、父の妹が来て自分と姉と母で医者からの説明を聞きました。

正直、パニック状態というのもあるしそもそも人体 医療に関する知識もなく何を言ってるのかいまいち理解もできなかったけどとりあえず担当医の態度がきにくわん。

だるそうに椅子にもたれ掛かりながらの説明
話していく内に泣き崩れる母に対し急かすような対応
携帯のマナーモードも切らず2、3回鳴る通知音
言葉だけ繕って中身のない口だけの謝罪

何回もぶん殴ってやろうかと思ったけど殴ったところで親父は帰ってこない。
姉も同じ事思ってたみたいで唇噛み締めて血流しながら耐えてた

亡くなった後の解剖もどうするのか
すぐ決めてくれって感じ。

自分の意見としては解剖して死因がちゃんと分かったところで親父は帰ってこんしどっちにしたって納得もできんし後悔はするならこれ以上親父を傷つけずに送ってあげようって事で家族も賛成してくれて
とりあえず解剖は無しでCTだけ撮ってもらう事になり
CT撮った結果小腸がほとんど壊死していた事が分かりそれが原因で出血して亡くなったと。

そんな一瞬で壊死するものなの???
前兆はなかったの???

ますます訳が分からなくなり、あくまで1人の医者の見解なのでCTの専門医とあとなんか忘れたけどもう1人の医者にも見てもらいまた診断書出すって言うて終わり。

余命宣告とかならまだ覚悟はできてたのだろうけど
(どっちにしろ後悔はすんねやろうけど)
家族も周りの人も普通に帰ってくるとしか思ってなかったのにあまりにも唐突すぎて

この病院じゃなければ
手術しなければ
この医者じゃなければ
言い出したらキリがないのは分かってるけど
やっぱり後悔しかできなくて

居て当たり前やと思ってた人が急にいなくなって
まだまだ話すことも遊ぶことも考えてたのに
めちゃくちゃ寂しい